我が家の愛犬はジャーマンシェパードです。

夫の実家では代々シェパードばかりを飼っていて、うちにいるワンちゃんはその何代目かの子どもです。
以前、夫の実家はシェパードをつがいで飼っており、そのカップルの2回目のお産で産まれたのがうちの子です。
その時、母犬がなぜかちゃんとお世話をしなかったのです。そのままでは死んでしまうと、仕方なく当時まだ独身だった夫がその子にミルクをあげていたそうです。それで何とか大きくしたという経験があり手放せなくなってずっと育てているというわけです。
私が初めてその子と会ったのは夫と付き合いだした頃、ちょうど訓練から帰ってきたうちの子が調教師さんに連れられてぐるぐる歩き回っているところでした。シェパードはよく警察犬になったりしていますよね。もちろんうちの子は警察犬ではありません。わりと一般のおうちに飼われているシェパードも子どものうちに訓練に出したりするようですよ。
訓練ではおそらくいろいろなことを教わるのでしょうが、うちに帰ってきてからは「待て」「よし」「伏せ」などの簡単な命令しかしないですし、それもそのうち忘れてしまうんですよね。また、そこで教わるのは主従関係、つまりご主人は絶対なので、例えば歩く時も主人の前に出てはいけないのです。
犬の散歩といえば、犬がずんずん先に行って、飼い主が引っ張られている光景をよく見ますけれど、訓練に出た犬にそれはありえません。
主人と歩調を合わせ、先に行こうとするとリードで鼻を「バシッ」とたたかれるのです。
すると、あ、いけない、という感じで犬は首をすくめて主人の半歩後に行く、といった散歩になります。
それも犬にとっては結構ストレスにならないのかなあという気もしなくもないのですが。
それに、街中をシェパードが歩いていたら普通の人は引きます。うちの周りは住宅地ですのでそんなに人通りが多いわけではありませんが、すれ違う人はちょっと大回りをするような気がするのは被害妄想でしょうか。決して吠えたりしないし、むしろおとなしく歩いているのですが。
そんなわけでほとんど散歩に連れて出るということはありませんでした。
幸い、小さな庭がありますので、時間を決めてリードをはなし、自由にうろうろさせてあげていました。それでも運動不足になるんではないか、ストレスがたまってしまうのではないか、と心配していました。
彼女も今やおばあちゃんになってしまって、ひがなのんびりとひなたぼっこをしているので、今更、外に散歩に行きましょうというような状況ではなくなってしまいましたが、シェパードなどの大型犬や、近所にいるのですがドーベルマンなんかを飼われているかたは散歩にはお悩みなのではないかと思います。